2015.04.06
大学院電気電子工学専攻佐久間義弘さん(瑞慶覧研究室所属)が、研究を進めている「熱交換器と電気集塵を用いたディーゼル排ガス中のSO2と粒子の除去」の論文が「日本マリンエンジニアリング学会」の奨励賞を受賞しました。
奨励賞は、平成26年度発行の当学会誌に掲載された優秀な論文で、40歳未満の個人が対象となります。更に、佐久間さんは、奨励賞を受賞した中から、特に優れているとして「ロイドレジスター奨励賞」も受賞しました。佐久間さんの研究は「船舶用ディーゼル機関から排出される排ガス中のSO2やPM等の有害物質を「熱交換器と電気集塵」を用いて、除去することを目的としています。
同研究を4年次から始めて、実験当初は、理論通りに結果を得ることができなかったこともありましたが、実験を重ね、結果を出し、今回の奨励賞受賞につながりました。
今後は、SO2除去率の向上を目指して更に検証を行っていきます。