
情報システム学科
人々の生活や働き方を進化させる
情報技術の新たな活用方法を探究する
情報技術をどのような場面で活用し、どのように人々に貢献していくのか。情報技術を広く学ぶだけではなく、「社会での活用方法」に注目して、人々の生活や働き方への応用を模索するのが、情報システム学科の大きなポイントです。システムやロボットといっても、その活用方法は医療福祉・生産現場・教育など多様なフィールドに広がっています。情報技術の基盤であるソフトウェアに加えて、ハードウェアも合わせて学び、プログラムでモノを動かすための知識を習得。人々が求めるテクノロジーを、社会で実現する力を身につけます。
学びのキーワード
- ・情報システム開発
- ・アプリケーション開発
- ・ホームロボット
- ・情報技術のビジネス応用
- ・ヘルスケアシステム
- ・人とロボットのつながり
- ・教育システム
- ・センシングシステム
- ・次世代ネットワーク
- ・VR/AR/メタバース
- ・IoT(モノのインターネット)
学科の特長
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01 プログラミングが
基本スキルとなる時代に高校でのプログラミングの授業の必修化とともに、プログラミングは一部の人の特別なスキルから一般的な知識へと変わります。今後求められるのは、「人々が必要とする技術やシステムを形にする力」です。技術の習得のさらに先を見据えた高度な視点と発想力が、これからのIT技術者に不可欠なものとなります。
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02 人の暮らしを支える
ロボットのこれから急速に進化し、活用の場を広げるロボット。これからは人々の生活を支援する存在として、より人間の近くで活躍することでしょう。ロボットは人のために何ができるのか、ロボットは人とどういう関係性を築けるのか。システムによる制御や開発だけでなく、人間とロボットの未来の関係性を描く力が求められています。

学科の学び
学びの流れ

特色ある学び

実践的な技術活用にスポットを
当てて情報技術を学ぶ
プログラミングやデータサイエンスなど、情報エンジニアとして必要な力はもちろん、その上で情報技術を社会でいかに活用するかを考え、その構築や運用能力までを身につけるのが情報システム学科ならではの学びです。情報技術を使ってこんなことがしたい、こんな分野で活躍したい。情報技術そのものを学ぶだけでなく、その先の技術活用や将来の目標など、具体的なビジョンを持っている学生にとって、技術応用と実践的な力を培える最適な環境となるでしょう。

プログラムでモノを動かすための
知識とスキルを習得
パソコンのモニターの中だけで完結するのではなく、作成したプログラムで製品やロボットなどを稼働させる。組み込みシステム/アプリケーションの開発を重視する本学科では、実際にモノを動かすための知識として、電気電子回路や力学など、ハードウェアに関する授業も充実しています。ソフトウェアが中心となりがちな情報エンジニアの世界で、ハードウェアへの理解は大きな強みとなるもの。幅広いスキルが、将来のキャリアの可能性を広げてくれます。

どのような技術が社会で
必要とされているかを知る
人々の生活や働き方に関わる情報技術の活用を考えるためには、「どのようなテクノロジーを社会が求めているのか」を知る必要があります。3年次以降の専門学習、4年次からはじまる研究室では、ヘルスケアや福祉、教育など生活に関わる分野から生産現場まで、興味や目標に合わせたフィールドについて、その現状や課題への理解も深めます。課題解決のためのアイデアやシステムを考えるプロセスを通して、社会人に欠かせない課題発見解決能力を高められます。
取得できる資格
- ・ITパスポート試験受験資格
- ・基本情報技術者試験受験資格
- ・応用情報技術者試験受験資格
- ・データベーススペシャリスト試験
- ・エンベデットシステムスペシャリスト試験
- ・JAVAプログラミング能力認定試験
- ・ネットワークスペシャリスト試験
- ・情報セキュリティマネジメント試験
- ・情報セキュリティスペシャリスト試験
- ・情報処理活用能力検定
PICK UP
学生の自由なものづくりから
「高い研究成果」を生み出す
システムやロボットの製作をはじめとした、学生のさまざまな研究や製作活動が学会で評価されています。最近では、情報処理学会アクセシビリティ研究会と情報処理学会第85回全国大会において、本学科の4年生3名が「音声対話システムの研究」「食事認識システムの研究」「食事介助ロボットの研究」で学生奨励賞を受賞しました。学生の自由な発想が、社会に役立つ情報システムを生み出します。

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