自動車システム開発工学科山門 誠教授が英国マクラーレン社を訪問
創造工学部自動車システム開発工学科山門 誠教授が、英国WokingのMcLaren Automotive Ltd.を訪問し、本学で生まれたG-Vectoring制御についてディスカッションを行いました。
McLaren Automotive Ltd.(以下マクラーレン)はF1(Formula1)をもっぱら行うマクラーレン・レーシングとともに、イギリスサリー州のWokingにテクノロジーセンターを構えています。
本学山門教授は,同所に出向きCOO(Chief Operating Officer)であるDr. Jens Ludmannと、Head of Chassis & Vehicle TechnologyのLeonrdo Pascalli氏に本学で生まれ、本学先進技術研究所のヴィークルダイナミクスラボで研究を続けている、車両運動制御「G-Vectoring制御」について紹介し技術ディスカッションを行いました。
エキスパートドライバから取り出した制御は、スーパースポーツの開発を行う同社にとって非常に興味深いものとして、本学とのコラボレーションについて前向きに検討していくとのコメントをいただきました。
注)G-Vectoring制御とは、本学で生まれた自動車の横運動(ハンドル)に連係して加減速(アクセル・ブレーキ)を制御する世界初の技術です。マツダ株式会社様の車両にて広範囲に採用されています。