2022年2月25日（金）に、タイの伝統のある総合大学であるタマサート大学とオンライン合同ワークショップを開催しました。Sirindhorn International Institute of Technology （SIIT）は、国際プログラムが盛んな工科系学部として有名で、世界中から優秀な学生が留学しています。

合同ワークショップでは、情報学部長・納富一宏教授およびSIIT学部長・Pruettha Nanakorn教授の開会挨拶から始まり、Thanaruk Theeramunkong教授(SIIT)、鷹野孝典教授(本学情報工学科)による2件のキーノート講演、学生による下記の5件の研究発表がありました。学生発表では人工知能(AI)、AIのロボット工学への応用、3Dプリンティングによるアートなどに関する先端的な研究の取り組みの紹介がありました。英語発表も立派で、学生がお互いの研究内容を共有する上でも、大変有意義な交流の場となりました。

Tip-aroon Kiawkaew (SIIT) : "A Unification-Based Knowledge Graph Construction for Thai Profile Generation from Online Resources"

Anuwat Chaiwongyen (SIIT) : "Replay Attack Detection in Automatic Speaker Verification Based on ResNeWt18 with Linear Frequency Cepstral Coefficients"

応洪達 (KAIT) : "A Recommendation Method for Social Media Users based on a Sentiment" Analysis Model"

安齋明良、杉本友迅 (KAIT) : "Interactive Training Systems for Face Expression and Eye Movements"

大貫 光一、大森典子 (KAIT) : "A trial of 3DCG and 3D Printing for Universal Museums"

合同ワークショップの企画にご尽力いただいたSIITのThanaruk Theeramunkong教授、Waree Kongprawechnon准教授、準備から司会進行などをしていたただいたSiri-on Umarinさん、Thanyamon Pattanapisontさんを始めとしたSIIT学生、および本学教職員のみなさまにこの場を借りて御礼申し上げます。