免疫系に学んだサイバー攻撃防止技術(情報ネットワーク・コミュニケーション学科 教授 岡本 剛 )
情報通信技術の普及とともに、サーバに対するサイバー攻撃が大きな脅威となりつつあります。
情報ネットワーク・コミュニケーション学科 岡本 剛 教授
サイバー攻撃の中でも、未知のバグを悪用する攻撃は未然に防ぐことが難しいため、攻撃による被害は避けられません。そのため、被害を最小限に抑えて迅速にサービスを復旧する技術が求められています。
本研究は、生物のからだを守る免疫を参考にして、最初の攻撃を防げなくても、サーバがその攻撃を学習することにより、二回目以降の攻撃を未然に防ぐ技術を研究開発しています。