JHAT代表の山家敏彦特任教授が能登半島地震で支援活動を行っています
臨床工学科の山家敏彦特任教授が代表を務め、本学に本部が置かれている、日本災害時透析医療協働支援チーム(JHAT)が能登半島地震発生後から現地で支援活動を行っています。
能登にて被災地および周辺地域の調査、情報収集、支援物資供給センターの設置および運営、透析医療支援のための人員派遣などを行っています。
支援活動を行っている山家特任教授からは、「長い断水が続く中、簡易トイレ、下着(洗濯が出来ない)などの希望物資が大変多く、あらためて被災地の苦労が強く感じられました。」と能登の厳しい状況が伝えられています。
今回、多くの医療支援チームは、道路の崩壊、余震などにより被災地への支援がほぼ1週間遅れ、物資供給センターの開設も1月11日となりました。それでも、被災地域の先遣視察・調査、支援物資の配送と希望物資調査、透析医療施設へ約1000箱の物品配送(出務人数は延べ110名)、支援透析受け入れ施設への医療者派遣をしてきました(2施設に対し、1月9日~2月3日まで延べ23名派遣)。1月11日~1月26日までの支援物資供給センターへの出務人数:のべ110名、各施設への配送をお願いした企業は5社でした(2月3日時点)。
医療機器メーカのご厚意より設置されたJHAT支援物資供給センター
支援物資を配送する様子
病院に配送された物資
JHAT代表 山家敏彦特任教授
日本災害時透析医療協働支援チーム(JHAT)とは
被災された透析医療施設の1日も早い復旧と透析患者さんの治療が途絶えることのないよう支援する組織です。日本透析医会、日本臨床工学技士会、日本腎不全看護学会、日本血液浄化技術学会の透析医療関連の4団体で構成されています。
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