10月3日(火) 駐日オランダ王国大使公邸で開催されたオランダ応用科学研究機構（TNO）のTjark Tjin-A-Tsoi CEO来日に伴う技術者交流レセプションに、本学先進自動車研究所 所長の井上秀雄特任教授と別宮研究員が招待され、参加しました。TNOは、国家機関ながら国際連携研究やグローバルビジネスも手掛けるユニークな機関で、自動車・モビリティ分野、環境・エネルギ分野、薬品・医療分野など幅広い研究分野に精通しています。

井上特任教授が手掛ける産学官連携の自動運転の安全性評価に関する仮想空間シミュレーション（DIVP）が彼らからも注目され、最近、彼らの作成したシナリオ生成ツールと本学のDIVP仮想空間シミュレータの結合に成功し、自動運転バーチャル評価の国際連携に貢献したことが評価され、今回のレセプションへの招待となりました。

レセプションには総勢約80名程度が参加し、その約7割が招待された日本人研究者でした。

この約60名の日本人研究者に選出されたことは、大変栄誉なことと感じております。

Tjark Tjin-A-Tsoi CEOとのフレンドリーな懇談や、違う分野の研究者たちとの立食での楽しい会話により、充実の一時を過ごすことができました。今後の励みとなる素晴らしいレセプションでした。

（文責：先進自動車研究所　所長・特任教授　井上秀雄）