大学院機械システム専攻の学生が情報処理学会研究会で受賞
大学院機械システム専攻博士前期課程1年の谷口祐一さん(指導教員 脇田敏裕教授)が、2023年11月に開催された情報処理学会第95回高度交通システムとスマートコミュニティ(ITS)研究会において「奨励発表賞」を受賞しました。
発表は自律移動モビリティと歩行者に関する研究です。近年配送や清掃などの自律移動ロボットが普及しつつありますが、本研究ではそれらのロボットと歩行者の双方が安全に走行できるよう、特殊なスピーカを用いた新たな情報提示法を提案しました。
なお本研究は、本学先進技術研究所第3期テーマ「KAITモビリティリサーチキャンパスの構築」として実施され、谷口さんは中心メンバーの一人として活躍しました。今後のさらなる活躍が期待されます。
受賞した谷口さんは「初めての学会発表でとても緊張しましたが、事前に脇田教授や研究室の皆様の前でリハーサルを繰り返し行ったことで、本番は自信を持って臨むことができました。今回得られた知識や経験を今後の研究に活かしていきたいと考えています。」と抱負を述べました。
発表題目
谷口祐一、四辻拓巳、井本昂汰、爲我井和希、小宮聖司、脇田敏裕(神奈川工科大学)
歩行者と協調的な自律移動モビリティ ―パラメトリックスピーカを用いた個別情報伝達―
受賞した谷口祐一さん