機械工学科佐藤研究室がロマンスカーミュージアムで「連接構造・スターリングエンジンを用いた車両模型の走行実演」を行いました
1月26日(日)に、機械工学科 教育機械工学研究室(佐藤智明研究室)が、海老名市にあるロマンスカーミュージアム(小田急電鉄(株))で、「連接構造・スターリングエンジンを用いた車両模型の走行実演」を行いました。
佐藤研究室の学生たちが、ロマンスカーでかつて用いられていた車両間を連結する「連接車両」を、3Dプリンターを使って連接構造を強調した模型を作製し、プラレール上で走行実演しました。このイベントは昨年に引き続き2回目。今回は「レゴブロック(マインドストーム)で作られた車両走行の実演」と「スターリングエンジンを用いた車両模型の走行実演」も行われました。スターリングエンジンとは比較的に簡単な構造で作ることができるエンジンで、太陽熱や工場の廃熱などを使って動力を得ることかでできるので化石燃料を使わない環境負荷の少ないエンジンとして注目されています。
この実演は、ロマンスカーミュージアムとの博学連携、また研究室における教育用の機械、玩具の研究の一環として行われました。連接車両の走行をスイッチで操作したり、マインドストームをプログラミングしながら走行の速さを変更してみたり、見るだけでなく体験しながら小さなお子様から大人の方まで楽しんでいただきました。
当日の様子
参加した学生のコメント
久嶋 遼音さん(機械工学科 4年)
スターリングエンジンの車両模型の走行を実演するということで、ロマンスカーとはあまり関係のない実演で少し 悩んだたこともありましたが、結果多くの方に興味を持ってもらえたと感じています。
松永 綾人さん(機械工学科 4年)
スターリングエンジンの車両模型の走行実演を担当したのですが、実際に遠隔操作を試してもらうこともできたのでよかったです。ただ午後は少しエンジンの調子が悪くてお客様の目の前で実演できず、残念でした。
中村 凌さん(機械工学科 3年)
自分はレゴブロック(マインドストーム)の車両模型の走行実演を担当したのですが、自分自身これまでレゴを触った経験があまりなくて、色々試行錯誤しましたが、小さいお子さんやその保護者の方と話して、すごく反応が良くて、やってよかったという達成感がありました。
西村 豪希さん(機械工学科 3年)
今回は4年生の先輩方のスターリングエンジンの走行実演のお手伝いとして参加させていただきました。全く知らない子供たちにかみ砕いて説明する難しさを感じると同時に、多くの方にみていただき、達成感を感じることができました。
蝿庭 愛大さん(機械工学科 3年)
お子さんから結構いい反応をもらえました。反応を見てる中でより求められてるものも色々分かったので、もし次回があれば改善して、お子さんの前で披露できれば感じました。
山崎 康平さん(機械工学科 3年)
考えて何かものを作る楽しさと、作ったものを見てもらってリアクションいただいて、そこから自分たちもまた何か「こういうものを作りたいな」っていう、想像、意欲が湧いてきました。
後列左から、久嶋さん、松永さん、中村さん、山崎さん
前列左から、蝿庭さん、西村さん
教育機械工学研究室(佐藤智明研究室)のメンバー