第6回「AIが走らせる自動運転ラジコンカーレースKAIT Racer GP」を開催しました
9月21日(土)第6回「AIが走らせる自動運転ラジコンカーレースKAIT Racer GP」を学内で開催しました。
本大会は、工学部機械工学科脇田 敏裕教授が中心となって、2022年3月に第1回が開催され、今回で6回目となります。学生が自ら製作した車両・AI・運動制御による性能を競うことで、情報工学と機械工学の融合を学ぶ場を提供し、産業の新たな発展に貢献できる人材を育成することを目的としています。
今回は、県内外から大学生チーム、高校生チーム、社会人チームの合計10チームが参加しました。
各チームの車両はそれぞれ、AIの学習方式や使用車種、コース距離が異なるため、レースは1分間で障害物を避け、複数の車両が競う「エントリークラス」と、2分間で既定のコースの周回数を競う「エキスパートクラス」の2部門で行いました。
エントリークラスに出場した神奈川県立大和西高等学校2年 飯野明斗さんは、
「今回はエントリークラスでしたが、次回はエキスパートクラスに参加したいです。AIが自分たちの手に届くところまで来たんだと実感しました。高校の部活動でも取り入れたいです。」と今後の抱負を語ってくれました。
エキスパートクラスで優勝したチーム"V W.K.Lab."の谷口 祐一さん(機械システム工学専攻 博士前期課程2年)は、
「脇田先生、小宮先生のもと、レースの立ち上げから全て携わって来ました。何もわからないところからスタートしましたが、最後に優勝することができて、大学生活の良い思い出になりました。」と満足した様子でした。
デザイン賞には、NSGX Co.,Ltd.(電気電子情報工学科)が受賞しました。過去にもデザイン賞を受賞しているこのチームの車両は、トラックに装飾を施した「デコトラ」で、走行中には大音量の音楽が流れるなど、会場が大いに盛り上がりました。
参加チーム
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神奈川県立大和西高等学校Aチーム,Bチーム
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頭文字N(電気電子情報工学科)
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NSGX Co.,Ltd. (電気電子情報工学科)
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伊藤カントリークラブ(電気電子情報工学科)
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KAIT AI Racing(機械工学科)
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V W.K.Lab. (機械工学科)
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山梨県立富士北稜高等学校
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明星レーサー(明星大学)
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AI自動運転ラジコンカー愛好会(一般)