情報工学科卒業生が国際会議IEEE Pacrim2024で最優秀論文賞を受賞
2024年8月21~23日にカナダ・ビクトリア大学実施されたIEEE Pacrim2024にて、2023年度情報工学科卒業生(鷹野研究室)の初野広夢さんの論文が最優秀論文賞を受賞しました。
論文タイトル:
Detecting Unintended Changes of AI Character Personality on Large Language Model
論文著者:
初野広夢、設楽楓、佐藤智也、鷹野孝典
研究内容は、ゲーム開発などで新しいゲームエピソードをシリーズ展開する場合にAIキャラクターも性格的に成長させる必要がある点に着目し、AIキャラクターの性格変化が意図どおりになっているかを人間の心理学テストに基づいて検出するという手法を提案しました。今後、ゲームだけでなく教育や医療分野でもAIキャラクターが活用されていく場が広がると思われます。本研究ではこのような状況に先駆けて、有用で独自性の高いAIキャラクターの性格変化の検知手法を考案した点が評価されました。
なお初野さんはすでにゲーム開発会社に就職しプログラマとして携わっています。ますますの活躍が期待されます。