第2回リサーチデー(ResearchDay)を開催しました。
4月5日(金)、「実用化指向研究 知らない研究に会いに行こう!」をテーマに、第2回リサーチデー(ResearchDay)を本学キャンパスにて開催しました。小雨が降る中、企業や行政をはじめ、本学の研究に興味をお持ちのたくさんの方々にご来場いただきました。
リサーチデーの狙いは、研究成果の発信・共創のきっかけ作りです。そのため、本学が取り組んでいる社会での実用化を目指した先進的な研究から、厳選した12の研究を「オープンラボ」として紹介し、生成AI研究に関する展示やミニ講演、産学連携について相談できる「産学連携コーナー」を実施しました。
ラボの見学では自由見学に加え、分野別に4つラボを見学できるガイドツアーも行いました。スマートハウス研究センターや自動車工学棟、今春完成した「KAIT TOWN」などの施設では、研究紹介と共に、様々な設備や最新機器をご覧いただき、研究の面白さや奥深さを体感していただきました。研究者や学生に質問される方や、より詳しい説明を求めてじっくりと話し込まれる方も多くいらっしゃいました。また、ミニ講演「生成AIのお話 神奈川工科大学事例」「飲料容器類自動分別に向けた取組」は、ほぼ満席となり本学の生成AI研究への関心の高さを伺うことができました。
本学では、今後も様々な研究を多くの方に紹介していきます。
ご来場いただいた皆様、そして、開催にあたりご協力いただいた学内外の方々に深く感謝いたします。
<オープンラボ>
- 自動運転デジタルツイン最前線 ― 仮想空間シミュレータDIVP ―
- AI-IoTスマートハウスが創る未来
- エッジとクラウドの連携による8K超高精細3D映像処理システムの実現
- 地球温暖化を抑制するためのバイオマス資源からのプラスチック原料の生産
- デジタルツインドライバを用いた「もっといいクルマづくり」
- 光通信ネットワークの潜在能力をフル活用する ― 光信号を光のまま伝送処理する"光集積回路"の研究 ―
- 音と人に関わるエトセトラ
- AI による「雑音除去・音源識別」「手話認識」の実演
- 給食生産システムにおける最適調理条件
- 災害時の医療難民を減らすために ― EV車による電源供給 ―
- 地域の人々の命・暮らし・健康を守る ― 災害に強い看護学生を育成 ―
- 情報技術を活用したeスポーツの競技力向上
<KAIT AI ZONE(最先端の生成AI研究)>
- 表情生成AIの研究
- Mobile User Interfaceを介したFine-Tuned GPTによる薬剤情報提供
- 対話型ロボットによる身体拡張
- 対話的食事支援システムの研究
- もっと身近なモビリティを ― 音声対話型モビリティの研究 ―
*オープンラボの内容はYouTubeでもご覧いただけます。
主催 神奈川工科大学 研究推進機構
当日の様子