認定看護管理者 ファーストレベル フォローアップ研修を開催いたしました
2024年10月19日行いました。
27名の方にご参加いただきました。
午前中は、河野秀一先生の【看護管理者に必要な概念化スキル】の講義があり、午後から、看護管理計画実践報告会を行いました。2名の方が発表され、質疑応答も活発に行われ、各自の現状を振り返るよい機会となったようです。そのあとグループワークを行い、7か月ぶりの再会でお互いの近況も話ながら、意見交換が行われていました。
お忙しい中、ご参加いただき誠に有難うございました。皆様のご活躍に期待しております。
研修にご参加頂いた2名の方が感想を述べています。
1. JA神奈川県厚生連 伊勢原協同病院 香取陽子さん
フォローアップ研修会に参加させていただき、諸先生方や仲間と再開することができたこと、大変嬉しく思いました。昨年度、統合演習で現状分析をし、計画を立案した際は、実際現場に戻ってから実施できるのだろうかと不安がありました。今回、看護管理実践計画書の進捗状況をまとめるにあたり、改めて授業で学んだこと、計画通り実践できていること、出来ていないこと、スタッフへ意図的に関わっていること等、一歩立ち止まり自身を振り返ることができました。現場に戻ると、日々が時間だけが過ぎてしまうため、「あるべき姿」に向かってPDCAサイクルを回し、質の向上に繋げることが自身の役割であることを再確認することができました。
激変期にある医療界において、看護管理者として広い視野を持ち、問題を多角的に分析すると共に多職種と協働し、解決できるよう取り組んでいきたいと改めて感じました。ファーストレベル研修で学んだことを思い出し、日々勉学することを忘れずに努力していきたいと思いました。フォローアップ研修会まで開催してくださり、本当にありがとうございました。神奈川工科大学看護生涯学習センターの「ファーストレベル」研修を受講できて良かったです。
2. 東海大学附属病院 六本木令子さん
今回、認定看護管理者教育課程「ファーストレベル」フォローアップ研修に参加し、河野秀一先生の「看護管理者に必要な概念化スキル」を聴講し、また、本研修中に立案した看護管理実践の報告の機会をいただきました。看護管理実践は様々な情報収集や分析を行い、取り組みを開始いたしましたが、いざ実践してみると自身の視野が限定的であることに気が付きました。河野先生から、「概念化能力は、事柄や問題の本質を見極める力、全体像を捉える力、そして、物事を俯瞰し、応用でできる力であること」を改めて学び、自身の看護実践と照らし合わせながら学びを深めることができました。
今回の研修で得た学びを活力にし、今後もやり遂げる力をもって看護管理に取り組んでいきたいと思います。