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自動車システム開発工学科 井上秀雄 教授の自動運転に関する研究が「モーターファン・イラストレーテッド」に掲載されました

2月15日に発売された「モーターファン・イラストレーテッド」(月刊誌)において、「ぶつからないクルマ 進化論」という特集が組まれ、自動車システム開発工学科 井上秀雄教授が推進する「内閣府 戦略的イノベーション創出プログラムSIP第2期自動運転(システムとサービスの拡張)」事業_「仮想空間での自動走行評価環境整備手法の開発(DIVP)」(産学官連携研究プロジェクト)の自動車ジャーナリスト清水和夫氏による取材記事,及び,学生と進める本学研究や評価設備が,計8ページに亘る記事として掲載されました。

現在の自動運転の安全性論証では,どれだけ走行評価すれば安全性保証したが言えません.自然界相手の走行環境をセンシングするセンサ技術の物理的限界の検証が課題です.又,産業界は,この信頼性・安全性評価には,実車走行の実績評価に頼らざるを得ず,莫大なコスト(人・物・金)がかかっています.これらの課題の解決策として,本DIVPプロジェクトが推進する検証データに基づく仮想環境シミュレーションでの自動運転システム評価が重要となり各界から注目されています.シミュレーション技術や本学のCamera HiL(Hardware in the Loop)設備等も取材され,センサや環境のモデル化に注目した点や,企業8社2大学の研究コンソーシアム形式が効果をあげている点など.この国を挙げた研究活動を解説しています.更に,KAIT独自に進める「消費者視点からの自動運転/運転支援の運転負荷に関する研究」は,運転における自動~人間の遷移状態の安全性を定量評価したユニークな研究として学生の実験データと共に掲載されています.これらは,今後,All Japanとして進展が期待されています.

引用:「モーターファン・イラストレーテッドVol.171」
(発行:(株)三栄)

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