大学院機械システム工学専攻の学生が情報処理学会研究会で優秀論文賞を受賞
大学院機械システム工学専攻博士前期課程1年の矢田悠人さん(指導教員:脇田敏裕教授)が、2022年5月に沖縄で開催された情報処理学会・電子情報通信学会合同研究会において「優秀論文賞」を受賞しました。
発表はモビリティの自動走行に関する研究です。歩きスマホなどでモビリティに気づいていない歩行者をAIで自動判別し、あらかじめ大きく回避することで円滑で安全なすれ違いを実現しました。
本研究は、本学先進技術研究所第三期テーマ「KAITモビリティリサーチキャンパスの構築」として実施されており、矢田さんは中心的メンバの一人です。優秀論文賞は学術的に優れた発表論文に贈られる賞で、今後のさらなる活躍が期待されます。
受賞した矢田さんは「初めての学会ということもあり緊張しましたが、ご指導を頂いた指導教員の脇田教授や小宮助教、道田先輩などの協力のおかげでこのような賞を受賞することができ、とても光栄です。引き続き研究活動に尽力し、学会発表も積極的に行おうと思います」と今後の抱負を述べました。
■発表題目
矢田悠人,道田峻佑,小宮聖司,脇田敏裕(神奈川工科大学)
「歩行者と協調的な自律移動モビリティ -歩行者の顔向きに適応した経路生成-」