コンピュータセキュリティシンポジウムで、情報ネットワーク・コミュニケーション学科3年生の学生が「学生論文賞」を受賞しました
10月26日~29日に開催されたコンピュータセキュリティシンポジウム2020(CSS)で、情報学部情報ネットワーク・コミュニケーション学科3年生の赤羽秀さんが「学生論文賞」を受賞しました。
受賞した赤羽さん
<発表題目>
シンボル情報が消去されたIoTマルウェアに静的結合されたライブラリ関数の特定
<発表概要>
マルウェア解析ではマルウェアが使用する関数が解析の重要な手がかりになります。しかし、IoT機器を感染するマルウェアのほとんどにおいて関数の情報が消去されているため、関数レベルのマルウェア解析が困難でした。そこで、関数レベルの解析を支援するため、関数を特定する仕組みを提案して、収集したすべての2,148検体の関数を特定することに成功しました。
本賞は、研究の新規性、信頼性、実用性の観点で優れた論文の著者であり、将来性のある学生に対して贈られます。
受賞した赤羽さんは「この度は大変光栄な学生論文賞を受賞することができました。
熱心にご指導くださいました岡本剛教授、支えて下さった皆様に、この場をお借りして心より感謝申し上げます。これからもより良い成果を出せるよう、精進していきたいと思います。」 と話しました。
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