災害時における障害者支援についての国際セミナーの開催
9月26日に、神奈川工科大学地域連携・貢献センターおよび地域連携災害ケア研究センター主催による、「障害者の暮らしと災害のセミナー」をオンラインで開催いたしました。
障害者のためのユニバーサルデザインの専門家であるAdela Kono氏を講師として迎え、フィリピン・セブ島における障害者の暮らしと災害について、障害者のための災害時避難所の提案などを交えて、ご講演いただきました。
本学からは、上田 麻理 准教授(情報メディア学科)が避難情報の伝達手段としての防災行政無線の活用について、三枝 亮 准教授(ロボット・メカトロニクス学科)が誘導補助などによる障害者への支援実現のためのロボットの導入について、それぞれご専門分野の見地から研究事例をお話いただいきました。
海外協定校である、タイ・チュラロンコーン大学、バンコク大学、インドネシア・PENS (Politeknik Elektronika Negeri Surabaya)、バタム国際大学(UIB)、UNISSULA(Sultan Agung Islamic University)などからも多くの学生に参加いただき、大変な盛況な国際セミナーとなりました。
「障害者の暮らしと災害」について、一つの国の一つの地域としてだけではなく、アジアの国々でグローバルに考えることで解決していくために、今後もこのような国際セミナーの継続が期待されます。
企画・進行: 小川 喜道 地域連携・貢献センター長
オブザーバ: 上野 悦子様(日本障害者リハビリテーション協会 元参与),鷹野 孝典 国際センター長