3月25日、学内で「AI（深層学習）が走らせる自動運転ラジコンカーレース」を開催しました。

この大会は、自動車システム開発工学科脇田敏裕教授が中心となって開催されたもので、情報工学科・情報ネットワーク・コミュニケーション学科・自動車システム開発工学科からあわせて７チームが参加しました。

今回は、学生が自ら製作した車両・人工知能・運動制御による性能を競うことで、情報科学と工学との融合を学ぶ場を提供し、産業の新たな発展に貢献できる人材を育成することを目的としました。

脇田教授が、情報系学科の先生方に声かけをしたことで、学部学科を越えた熱い戦いが実現しました。
　
優勝した"チームＭ－ＭＣ"の自動車システム開発工学科３年　清田拓実さんは、
「優勝できて、とても嬉しいです。本当は、ベストラップ賞も取りたかったので、少し残念です。レースまで、車のスピードをあげようとすると、車に学習させる仕方も変わっていくので、大変でした。学科での学びを活かして、車の足回りも加工したりと、７人で試行錯誤しながら頑張ってきました。次回のレースも参加して、安定したレースをして、また優勝したいです。」と感想と今後の抱負を語ってくれました。

脇田教授は、「今後は、定期的なレースの開催や全学科の学生が受講できる講義の設置などを計画中です。さらなる高速走行、複数台走行（追い越しなど）、人間とAIの協調走行など、徐々にステップアップしていきたいです。また、ラジコンカーだけでなく、ゴーカートなどより大きな車両での自動運転レースも実現できたらと思います。」と熱い想いを語りました。

なお、当日の様子は、以下からご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=Qq7Mam8iMzE

優勝した"チームＭ－ＭＣ"のメンバー

レース参加者全員で