9つの私立工科系大学（愛知工業大学、大阪工業大学、神奈川工科大学、芝浦工業大学、東北工業大学、広島工業大学、福井工業大学、福岡工業大学、北海道科学大学（50音順））が加盟・参加し、国際社会で活躍できる理工系イノベーション人材の育成を目指す「第５回　工大サミット」が12月3日(土)に愛知工業大学八草キャンパスで開催されました。

「未来を創造する理工系人材の育成」をメインテーマに第1部では、「自治体・地域が抱える課題解決に向けて工業大学ができること」をテーマとしたプレゼンテーションにおいて、学長や副学長から各大学の取り組み概要と各大学の代表学生によるプレゼンテーションが行われました。

本学からは、齋藤貴副学長が「神奈川工科大学における地域連携・地域貢献」と題した活動概要の紹介がなされた後、本学学生自主防犯ボランティア団体「KAIT　BULE（カイトブルー）」を代表して、情報学部情報ネットワーク・コミュニケーション学科4年の河上真緒さんから、これまでの学内外での活動実績について報告がなされました。

第2部では、「ＴＯＹＯＴＡ　ＬＱの開発～これからの技術開発で重要なこと～」をテーマとした学長・副学長によるパネルディスカッションがあり、各大学での「アイディアの創出、エンジニア間のコラボレーション、ボーダーレス化、イノベーション創出、グローバル環境」をミニテーマとし、その中で活躍できる人材育成に関する展望について活発な意見交換がなされました。

また、昨年開催の工大サミットにて、広島工業大学の長坂康史学長から学生の視野拡大を目指した学生間の更なる交流促進を目指し提案がなされた「工大サミット連携PBL」について、今年8月と9月に広島工業大学にて開講された際の成果報告も行われました。

最後に、来年度の「第6回工大サミット」が、東北工業大学で開催されるとの報告がなされ、閉会となりました。

発表する河上真緒さん（情報学部情報ネットワーク・コミュニケーション学科4年）

コメントする齋藤貴副学長（写真中央）