【KAITキャンパス情報】国内外で活躍!国際ボランティアクラブ「車いす修理屋 (KWR)」
大学生になったらボランティア活動をしてみたいと思う人は多いようです。今回は、車いすの修理・メンテナンスなどを通して国内外で活動する本学のボランティアクラブ 車いす修理屋(KWR)の活動を紹介します。代表の川島さん(工学部 応用化学科2年)にお聞きしました。
<車いす修理屋 (KWR)とは?>
私たちは、国内で使用されなくなった車いすを修理して開発途上国の方々に寄付したり、地域の福祉施設で車いすの修理メンテナンスを行ったりしています。『空飛ぶ車いすプロジェクト』にも参加。日本で不要になった車いすを海外へ持って行き、海外でも修理講習会やメンテナンスを行っています。また、東北の大学と共同で東日本震災による津波の影響で使えなくなってしまった車いすの修理も行っています。
部員は現在3年生2人、2年生3人、1年生が10人です。今年度サークルから部活動に昇格したので、学園祭での展示など、学内での活動にも力を入れていきたいと思っています。
<主な活動について>
普段の活動は、毎週火曜日に車いすの修理、点検、メンテナンスを行っています。また、学外での修理の日程調整、全国で私たちと同じ車いすの修理活動を行っている高校、大学、ボランティアの方々が使用するタイヤの管理や、自分たちの活動を広めるためのSNSの更新など広報活動を行っています。
■2019年の主な活動■
◎厚木看護専門学校での車いすの修理・メンテナンス
◎他大学などとの合同修理会
◎韓国(釜山)での車いす修理活動(4日間)
◎東北活動(仙台市、女川町、気仙沼市など / 3日間)
〜介護保健福祉施設などでの車椅子の修理 他〜
◎共生社会実現フォーラム(神奈川県庁)
〜競技用の車椅子体験や企業での福祉の取り組みを見学〜
東北では東日本大震災で津波の被害を受けた病院や福祉施設で使われている車いすの修理を行っています。また、国内で使用されなくなった車いすを海外に寄付していますが、寄付先のスリランカ、韓国、台湾へ行った際には実際に現地の方と交流をはかり、修理をする以外に、メンテナンス方法の講習も行いました。その他、観光や食事で文化にもふれることができました。
<活動の手応えを感じるとき>
どの活動でもそうなのですが、手応えは「ありがとう」と言われることです。自分たちが修理した車いすを実際に使ってもらい、笑顔になる姿を見るとこちらも嬉しくて笑顔になります。皆さんからの感謝が私たちの原動力となっています。また、活動を広めるフォーラムに参加した際は皆さん「素晴らしい活動ですね」と褒めてくださいました。
昨年は釜石市より"東日本大震災 復旧・復興支援活動"に対する感謝状をいただきました。支援者、助成団体など多くの皆様にご協力いただき、先輩方が活動を続けて下さった結果です。私たちも引き続き頑張っていきます。
<車いす修理屋 (KWR)に参加して良かったこと>
授業とアルバイトで忙しい学生生活の中、修理を依頼される施設の方々との連絡や、様々な環境で修理を行うのはとても大変ですが、頑張った分だけ喜んでもらえる、笑顔が見られるのでこの活動に参加して良かったなと思います。また、活動を通して様々な国や地域の人たちと交流できることや、部員たちとの思い出が増えるのも活動する理由です。
<高校生のみなさんへ>
自分のためではなく、誰かの為に私たちと一緒に頑張りませんか。
車いすの修理は誰でも出来るので、神奈川工科大学に入学した際は入部をお待ちしてます。ぜひ、ここで沢山の人たちと触れ合って、一緒に多くのことを学びましょう。部員一同歓迎します!
◆KWR Twitter
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