第2回 「AIが走らせる自動運転ラジコンカーレース KAIT Racer GP」を開催しました
9月17日(土)学内で、第2回 「AIが走らせる自動運転ラジコンカーレース KAIT Racer GP」」を開催しました。
この大会は、2022年3月に自動車システム開発工学科脇田敏裕教授が中心となって第1回が開催され、今回は2回目になります。学生が自ら製作した車両・人工知能・運動制御による性能を競うことで、情報科学と工学との融合を学ぶ場を提供し、産業の新たな発展に貢献できる人材を育成することを目的としています。
今回は学内だけでなく高校からも参加頂きました。事前にAI基本原理・走行方法の講義を受講し、各チームAI構築を行い、練習走行を重ねて本レースに臨み、各車両が特長を生かした走りを披露しました。特に高校生チームが3位入賞と健闘したのが印象に残りました。
優勝したチーム"Lycoris"の自動車システム開発工学科4年 谷口祐一さんは、
「優勝した理由は「学習の仕方」と「車両チューニング」ではないかと思います,学習用の画像取得方法を工夫したり,納得のいかない走行を何度もタグ付けの修正など行った甲斐がありました.初回から参加しているので今後のレースも是非参加したい」と感想と今後の抱負を語ってくれました。
レースを企画した小宮助教は、
「AIの具体的な活用方法を学んで約2か月という期間で,お互いにけん制し合ったり,教え合ったりする中で、レースに出走するという目覚ましい成長を遂げました。今後さらに多くの学科が参加していただけるよう情報共有していくととともに、高校生が入賞するなど潜在的な可能性が非常に大きいこともわかったので、高校生を含めて学内外の参加者が集う活発な大会にしていきたい」と熱い想いを語りました。
当日の模様は以下の動画をご覧ください。
https://twitter.com/KAITRacerGP/status/1572518423942565888
■参加チーム:
[学内] 情報工学科・情報ネットワーク・コミュニケーション学科・電気電子情報工学科・ホームエレクトロニクス開発学科・自動車システム開発工学科、合計8チーム
[高校] 学外からは神奈川県立向の岡工業高等学校、神奈川県立神奈川総合産業高等学校、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校、合計3チーム
■当日の様子