ホームエレクトロニクス開発学科の企業連携プロジェクトで開発されたMeta Table βが世界最大規模の国際イベントで受賞
ホームエレクトロニクス開発学科の企業連携プロジェクトで開発されたMeta Table βが、世界トップクラスVRコンテンツを表彰するLaval Virtual Award 2023を受賞しました。Laval Virtualはフランスのラヴァルで開催される国際展示会、カンファレンスです。今年で25回目となるこのイベントはバーチャルリアリティ、メタバースの分野では世界最大の規模で、その賞はVR界のアカデミー賞と例えられています。
Meta Table βの開発に取り組んだのはホームエレクトロニクス開発学科4年生の石渡将聖さん、酒井優成さん、白井耀さん。3人は3年次のプロジェクト授業でオリィ研究所と連携し、分身ロボットで働く方のコミュニケーションをサポートするテーブルを開発しました。オリィ研究所では外出に困難を抱える方が、自宅から分身ロボットを通して遠隔就労することができる分身ロボットカフェを運営しています。今回の取り組みでは、外出に困難を抱える方が分身ロボットを通して働く際に、雰囲気を共有しやすくなるテーブルを開発しました。分身ロボットによる遠隔操作での接客業務のサポートを目指しています。
Meta Table βは総合部門賞であるLaval Virtual Awardの社会問題解決部門と、革新的な取り組みを評価するReVolutionの研究部門の二部門でファイナリストにノミネートされました。ラヴァルでの5日間の出展を経て、Laval Virtual Award のXR for a Cause部門(社会問題解決部門)で受賞しました。総合部門賞には企業受賞者が並ぶなか、唯一、大学の受賞者になります。
受賞情報
賞名:Laval Virtual Award 2023 (XR for a Cause)
受賞作品:Meta Table β
受賞団体:Kanagawa Institute of Technology and OryLab Inc.
研究紹介サイト:
受賞者紹介動画(ダイジェスト版):
※下記は参考情報
公式ブログでの受賞者紹介:
全受賞一覧(総合部門、ReVolution部門):
総合部門ノミネート一覧:
ReVolution部門ノミネート一覧:
左から受賞した、酒井優成さん、石渡将聖さん、白井耀さん