大学院機械システム専攻の学生が国際会議でStudent Awardを受賞
大学院機械システム専攻博士前期課程1年の矢田悠人さん(指導教員:脇田敏裕教授)が、2022年9月に開催された国際会議16th International Workshop on Informatics (IWIN2022)において「Student Award」を受賞しました。
発表は自律移動モビリティと歩行者に関する研究です。近年普及が著しい自律移動モビリティと歩行者とが安全で快適に共存するため、AIを用いて歩行者の状態に応じた自律移動を実現しました。
本研究は、本学先進技術研究所第三期テーマ「KAITモビリティリサーチキャンパスの構築」として実施されており、矢田さんは中心的メンバの一人です。今回は2022年5月の情報処理学会ITS研究会「優秀論文賞」に続く受賞で、今後のさらなる活躍が期待されます。
受賞した矢田さんは「初めての国際会議で緊張しましたが、指導教員の脇田教授はじめ一緒に研究した方々のおかげでこのような賞を頂くことができ、光栄に思います。会議では、発表だけでなく様々な方との交流を通して多くの学びがありました。今後、得られた学びを活かして研究に尽力するとともに、英語力向上にも力を入れていきます」と抱負を述べました。
■発表題目
Pedestrian Cooperative Autonomous Mobility - Path Planning Adapted to Pedestrian Face Direction -
Yuto Yada, Shunsuke Michita, Seiji Komiya, and Toshihiro Wakita
受賞した矢田悠人さん