応用バイオ科学科の学生が学会発表で優秀賞を受賞
2023年3月8、9日に沖縄県宮古島市で開催された日本海水学会若手会・第14回学生研究発表会のポスタープレゼンテーションにおいて、応用バイオ科学科4年生の酒見宗慈さんが優秀賞を受賞しました。
発表題目:膜乳化法を用いた均一な球状ハイドロキシアパタイト微粒子の製造
日本海水学会若手会では、学生を対象とした研究発表会を平成21年度より実施しています。本発表会は学生に研究成果を発表する機会を提供するとともに、他大学の学生および教員や企業技術者らとの交流のきっかけを提供することを目的としており、今回は3年ぶりの対面開催となりました。
受賞した酒見さんは、「優秀賞を受賞できたこと、大変嬉しく思います。しかしこれは決して私一人の力ではありません。学会の中でこのようなお話がありました。『人は自分が考えている以上に周りの人に支えられている』と。
今回、受賞することができたのも、私をここまで指導してくださった教員の方々や同じ研究室として共に歩んできたメンバー、学業を学ばせてくれた両親や喜楽を分かちあった友人がいたからだと考えています。
私は希望の企業に入社することができましたが、それは40年程度続く社会人のスタートラインに立ったにすぎません。ここからの道のりは自分の取り組み次第です。入社することに満足せず、何をどうしたら後に活かせるのかを常に思考し、行動して身に付ける。こういった自己研鑽を忘れずに過ごしていきたいと考えています。」と受賞の感想と今後の抱負を語ってくれました。
ポスターの前で質問に答える酒見さん
受賞スピーチを行う酒見さん