電気電子工学専攻の大学院生が静電気学会全国大会でエクセレントプレゼンテーションアワードを受賞しました
オンラインで開催された「第44回静電気学会全国大会(9月24日・25日)」で、大学院電気電子工学専攻博士前期課程1年の田村亮太さん(瑞慶覧研究室所属)が、エクセレントプレゼンテーションアワードを受賞しました。
受賞した田村亮太さん
<論文タイトル>
電気集塵装置における電力と集塵率の関係に対する線電極本数の影響
<本研究について>
電気集塵装置を開発・設計する手段として、装置内部の気流や浮遊粒子の軌道を可視化できるシミュレーションが有効と考えられ、多くの研究がなされています。しかし、その計算結果の妥当性を示した研究はほとんどありません。本研究では、独自の手法を用いてシミュレーションを行い、実験結果と比較することでその妥当性を示すとともに、電気集塵装置の省エネルギー化について明らかにしました。
受賞に際し田村さんは「本賞をいただけたのは、ご指導をいただいた指導教員の瑞慶覧教授や、共同研究先の企業の方、後輩の協力などのおかげです。ありがとうございました。今回の受賞を糧に、更に研究に励んでいきたいと思います。」と喜びのコメントを寄せています。