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研究ブランディングシンポジウム2019を開催しました

去る11月30日(土)に、研究ブランディングシンポジウム2019を開催しました。今回の趣旨は「全国のモデルとなる先進高齢者支援システムの開発と地域社会への展開」をテーマに、ブランディング事業の研究、広報活動の状況報告と今後の活動に関するパネルディスカッションです。大学関係者、自治体、企業、住民の方など、158名の方々に参加いただき、成功裡に開催できました。

はじめに、小宮一三学長の事業紹介に続き、神奈川県黒岩祐治知事(ビデオメッセージ)、厚木市の小林常良市長から来賓の祝辞をいただきました。

基調講演は、NTTの篠原弘道会長から「Society5.0時代のICTの役割と大学への期待」と題し、我国の情報技術の最新動向、研究における創発的研究や異分野連携の重要性、本事業への期待等示唆に富むお話をいただきました。

また、本学研究グループからは、高齢者支援システムに関する要素技術に関し、システム構築、ロコモ評価、高度見守り、危険予知運転、コミュニケーションロボット等について現状を報告しました。

最後に、パネルディスカッションでは、「先進ICTを活用した高齢者生活支援の在り方」をテーマとし、青森大学見城美枝子副学長をコーディネータ、神奈川県、福祉系公益社団法人、大学、厚木市、NTT東日本からのパネリストの方々により活発な議論が行われました。

主催者挨拶 小宮一三学長

今後目指す社会実装には産官学に加えて、高齢者と高齢者を支える家族、地域の連携が重要であること、高齢者に寄り添う先進ICTの必要性などとともに、今後のコンソーシアムへの期待が述べられました。

今回のシンポジウムは第一回目であり、シンポジウムでいただいた議論を今後の事業推進に役立てていくこととします。

会場全景
パネル討論
午前中のポスター展示
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