情報メディア学科の4年生が2020年日本音響学会秋季研究発表会において学生優秀発表賞を受賞
情報メディア学科4年の三春知史さん(指導教員:上田麻理准教授)が、2020年9月に開催された日本音響学会秋季研究発表会において、学生優秀発表賞「スポーツと音分野」を受賞。3月11日、オンラインによる受賞式が行われました。
学生優秀発表賞は、平成21年に創設された賞で、将来の音響学の発展を担う若手研究者を奨励するため、春季又は秋季研究発表会において優秀な発表を行った学生会員に贈呈されるものです。
■研究テーマ
■研究テーマ
画像解析からみる運動時における音楽聴取の効果-OpenPoseを使用した動作解析の試み-
三春さんは、興味を持っていた「音響」の研究ができる情報メディア学科に進学。上田麻理研究室に所属し、軽音楽部での活動とサッカーの経験もあることから「スポーツと音響」について研究を始めました。
三春さんは、興味を持っていた「音響」の研究ができる情報メディア学科に進学。上田麻理研究室に所属し、軽音楽部での活動とサッカーの経験もあることから「スポーツと音響」について研究を始めました。
指導教員の方針は「学部生でも学会発表を行う」こと。研究室の皆で、音響学会の秋季発表会を目標に研究を進めました。
実験はランニングマシンを使用し、被験者が「音楽を聴いているとき」と「聴いていないとき」の歩行動作による足首の軌跡から安定度などを測定しデータを集めた結果、音楽を聴いている時の状態は、やや不安定であることがわかりました。三春さんは「研究では、自身で計画を立て、目的を見出し、考察を行うプロセスを経て達成感を経験しました。今回の受賞はとても嬉しく思います。」と話しています。