第4回工大サミットに参加しました
8つの私立工科系大学(愛知工業大学、大阪工業大学、神奈川工科大学、芝浦工業大学、東北工業大学、福井工業大学、福岡工業大学(50音順))が加盟・参加し、国際社会で活躍できる理工系イノベーション人材の育成を目指す「第4回 工大サミット」が11月27日(土)に広島工業大学で開催されました。
「理工系ものづくりにおけるSociety5.0 for SDGs」をメインテーマに第1部では、「Society5.0 for SDGs」をテーマとしたパネルディスカッションにおいて、学長や副学長から各大学が取り組むSDGsを紹介し、その後、学生によるSDGsに関連した所属大学内での活動について報告がありました。
本学からは齋藤貴副学長が、SDGsにおける研究・社会貢献の側面から紹介の後、教育の取り組みとして、2009年から展開する「STOP THE CO2 Project」に関する紹介がなされました。学生によるSDGsに関連した活動については、今年の6月に発足したKAIT SDGs HUBを代表して、大学院工学研究科電気電子工学専攻(博士前期課程1年)の池田優太さんからコロナ禍での学内外での活動実績について報告がなされました。
パネルディスカッションとしては、工大サミット独自のPBLの展開、学生の視野拡大を目指した学生間の更なる交流促進などについて意見交換がなされ、このパネルディスカッションを総括として、広島工業大学の長坂康史学長から「工大サミット」オリジナルPBLの提案があり、具体的な実施に向けた検討に入ることになりました。
第2部では、「ポストコロナの教育」をテーマとした学長・副学長によるパネルディスカッションがあり、各大学でコロナ禍での教育実践事例紹介から、ポストコロナ教育への展望について活発な意見交換がなされました。
最後に、来年度の「第5回工大サミット」は、愛知工業大学で開催されることが報告され、閉会となりました。
■第4回 工大サミット ホームページ
※当日の配信内容を2021年12月末まで、以下のサイトにて公開しております。
■KAIT SDGs HUB ホームページ
発表する池田優太さん(工学研究科電気電子工学専攻(博士前期課程)1年)
コメントする齋藤貴副学長