ゲームクリエータ甲子園2020で、学生2チームが受賞
ゲームクリエイターを目指す学生のためのコンテスト『ゲームクリエイター甲子園2020』にて、神奈川工科大学情報メディア学科の学生2チームが、それぞれ受賞しました。
このコンテストは、ゲームクリエイターズギルドが主催で、ゲーム業界の著名企業やクリエイターが審査員として参加しています。
今回、受賞した2チームは、情報メディア学科のゲームクリエータ特訓で学んでいる3年生です。
今年度は、コロナ禍のため、ゲームクリエータ特訓はオンライン授業でしたが、2チームの学生は、それぞれ工夫しながらゲームの開発を進めました。
受賞作品、受賞コメント等は、以下の通りです。
●ヴィトーリアステラ賞(企業賞)
・作品名 「集暖行動」
・作品概要 オンラインで、ペンギン達がお互い近づいて、密になって温め合いながら
ミッションをクリアしていくゲームです。
・チームメンバー
八木颯介、高和開紀、千葉日出実、岩村英翔、佐藤将太郎、小林聖奈、廣瀬新
・学生のコメント
八木さん
「このゲームは、チーム全員でアイデア出しを行いました。"コロナウイルスによって起こった問題を解決する"ということをテーマに、問題を思いつく限り挙げ、具体的に解決できるゲームのアイデアを100個近く考えました。
苦労した点は、オンラインなので仲間との連携がとりづらかったことです。声だけでのコミュニケーションになってしまったので、メンバーとの意思疎通が大変でした。
受賞できたのは、チームみんなのおかげだと思っています。今後も、ゲームを制作してコンテストに応募したいです。」
佐藤さん
「ゲーム開発で苦労した点は、PUN2の原理を理解するのとメンバーのプログラムを理解し、ゲームに反映させたことです。メンバーのプログラムをそのまま写すだけでは、変数が違っていて他のプログラムとの連携がとれなくなることもあったので、そういう部分を直すのが大変でした。
受賞できたことは嬉しいですが、少し驚きました。まだ完全に、完成したわけではなく、技術的な部分も不足していると感じていましたので。
今後は、このゲームをしっかりと完成させて、また他のコンテストでも受賞できるよう、頑張っていきたいです。」
●小柳 豊賞(審査員賞)
・作品名 「眠るな!サボるな!telework」
・作品概要 テレワークをテーマにした、社長が社員の居眠りやサボりを実際に
声で注意して、目標達成を目指すゲームです。
・チームメンバー
千葉日出実、廣瀬新
・学生のコメント
千葉さん
「ゲームコンテストの参加自体が初めてだったので、賞をいただけたこと本当に嬉しく思っています。他の学生たちの作品にもたくさん触れることができ、大変刺激をもらいました。
コロナ禍での完全オンラインでのチーム開発でしたが、週に2回ほどオンライン上で集まり、進捗報告や今後の開発の進め方の確認などを行っていたため、コロナだから苦労したというのは、あまりなかったです。
ただ、他の人がプレイをしている姿を直接見て研究することや、直接フィードバックをもらうということが少し難しかったです。
その点、今回受賞したコンテストでは約1ヶ月毎にクリエイターさんたちからコメントがもらえるようになっていたので、そちらも参考にさせていただきながら開発を進めました。」
廣瀬さん
「受賞できて、とても嬉しいです。コロナ渦ということもあって、お互いの進捗状況や意見を相手に伝えるのが大変な時もありました。今後は、このゲームをさらに改良して、よりおもしろくしたいと思っています。」