ホームエレクトロニクス開発学科山崎 洋一准教授の研究成果が米国Webサイトで紹介されました
ホームエレクトロニクス開発学科山崎洋一准教授が株式会社オリィ研究所(代表取締役 吉藤健太朗)と進めている共同研究「分身ロボットを用いた障害者による遠隔就業の評価」について報告した学術論文が、米国版YahooのYahoo! Financeで紹介されました。
この論文では、障がいがある方でも参加できる社会の実現を目的として、自身の障がいの程度に応じてマウスや視線入力により、接客などの身体的労働に従事できるテレワーク「アバターワーク」を提案しました。
分身ロボット「OriHime」、「OriHime-D」を遠隔操作し接客する分身ロボットカフェを2週間限定で開設し、障がいのある方が実際に遠隔就業した結果を評価したところ、
・障がいがある方の精神的充足につながった
・障がいがある方個々の状況に応じた作業負荷を設定できた
等を確認し,「アバターワーク」が社会参加を求めるさまざまな障がいがある方に適していることを実証しました。
ホームエレクトロニクス開発学科では、オリィ研究所から武内一晃研究員(オリィ研究所、本学共同研究員)を迎え、さらなる実証実験に取り組んでいます。
今後の研究に、ぜひご期待ください。
■紹介ページ(英語)
https://finance.yahoo.com/news/japanese-robot-cafe-shows-avatars-103739859.html
■参考
〇『分身ロボットカフェ DAWN verβ』ホームページ
https://dawn2021.orylab.com/
〇株式会社オリィ研究所 「OriHime」ホームページ
https://orylab.com/product/orihime/
〇研究内容の紹介サイト
https://bit.ly/avatarwork
■ホームエレクトロニクス開発学科山崎 洋一准教授 紹介ページ
https://www.kait.jp/ug_gr/undergrad/creative/homeElectronics/academic/yamazaki.html