情報工学科の学部4年生が「FIT2021」にてFIT奨励賞を受賞
021年8月25日、オンラインで開催されたFIT2021(第20回情報科学技術フォーラム)において、以下のタイトルで研究発を行った、情報学部情報工学科4年生の爲近瑛太さん(納富研究室所属)と、渡辺拓哉さん(清原研究室所属)がFIT奨励賞を受賞しました。
発表をする爲近瑛太さん
<研究タイトル>
爲近瑛太さん
「実践的プログラミング学習を目的としたコーディングシーケンス共有システムの開発」
渡辺拓哉さん
「オンライン授業におけるオンライン試験のための不正抑止アプリケーション」
爲近さんの発表では、C言語などのプログラミングにおいて、ソースコードの入力情報を時系列データとして記録・再生・共有することで、実践的なコーディングの気づきにつなげるための学習システムの開発と評価を行った結果を報告しました。本システムはプログラミング演習授業や実技テストでの活用が期待されます。
また、渡辺さんは、オンライン試験における不正防止手法に関して提案し、抑止力になるかどうかを簡単に評価した結果を報告しました。
研究および学会発表について爲近さんは、「システム実装は楽しみながらできました。発表の予稿集原稿の執筆に苦労しましたが、初めての学会発表で受賞できてとても嬉しいです。卒業論文の執筆も頑張りたいと思います」と感想を話しています。