山本富士男名誉教授が「MIT App Inventor of the Month」を受賞しました
MIT App Inventorは、スマホアプリの開発環境として、教育研究機関等を中心に世界的に広く利用されており、その利用登録者数は、1,000万人を越えたことが報告されています。その開発元である米国マサチューセッツ工科大学(MIT)では、ユーザ間の交流を深め、利用技術の向上をはかるためにアプリ開発コンテストを実施しています。そのコンテストにおいて、山本富士男名誉教授(元情報学部情報工学科教授)が開発したAndroidアプリ「My Live Camera」が、「2019 December's MIT App Inventor of the Month」(Adult Inventor部門)を受賞しました。
このアプリは、空港、河川、山岳などを撮影する世界中のライブカメラから、各自が気に入ったものを登録して、その画像を過去の画像と比較しながら、個人的に楽しむためのものです。写真:2は、北海道北部の利尻山の夕暮れと昼間の様子です。このような日常生活を和ませるスマホアプリの開発促進も、App Inventorの役割であることを示した点が評価され、2度目の受賞となりました。
本コンテストは、技術レベルに応じた応募ができるよう、Young(子供)、Teen(高校生まで)、Adult(大人)の3部門に分けられおり、今回のAdult Inventor部門では、米国の物理学の名誉教授と山本名誉教授の2名が受賞しました。