応用化学・バイオサイエンス専攻の大学院生が「第56回下水道研究発表会英語ポスター部門」で最優秀賞を受賞
下水道関連で国内最大の研究発表会である「第56回下水道研究発表会の英語ポスター発表部門」で、大学院博士前期課程応用化学・バイオサイエンス専攻2年の杉之間大貴さん(局研究室所属)が最優秀賞を受賞しました。
<発表題目>
Creation of reducing agent by waste paper decomposition for advanced waste water treatment
杉之間さんの研究内容は、廃棄古紙を生物分解して、排水処理の還元剤として利用するとともに、未分解繊維分による汚泥の脱水性向上を達成することを目指したもので、処理水水質の改善と処理エネルギーの低減の両立を目指した研究です。
審査委員からは、プレゼンテーション、研究内容(着眼点、研究手法、研究成果)、ポスターの出来栄え全てにおいて高く評価され、最優秀賞に選定されました。英語ポスター部門での私立大学所属学生の受賞は最優秀賞・優秀賞を含め今回の受賞が初めてとなります。
「初めは、学会発表を英語ポスター部門で行うことに躊躇したこともありましたが、最高の評価を得られ、私も指導教員である局教授もとても感激しています。」と喜びのコメントを寄せています。