災害ケア研究に関するシンポジウムを開催しました
3月28日(木)、本学情報学部棟メディアホールにて、神奈川工科大学 地域連携災害ケア研究センターと情報学部が主催、あつぎ市大学連携プラットフォーム共催による、「災害ケア研究に関するシンポジウム」が、開催されました。
はじめに、厚木市市長室危機管理課より、厚木市の防災システムの現状と課題による報告がありました。
また、看護学科 田村教授より、地域住民の災害時対策と避難所に関する意識調査の結果報告も、行われました。
シンポジウムでは、以下のような災害支援にICTをどのように活用していくかなど、今後の可能性や課題について発表がなされました。
(1) 災害等非常時屋外拡声システムの現状と音響的課題 (情報メディア学科 上田麻理准教授)
(2)大災害時の円滑な情報収集を可能にするネットワーク技術 (情報ネットワーク・コミュニケーション学科 塩川茂樹教授)
(3)防災分野におけるWebの可能性 (情報工学科 田中哲雄教授)
(4)防災拠点としての人力発電システムの開発・運用とその課題 (情報工学科 田中博教授)
最後に、松蔭大学 宮林正恭教授から、総括のお話をいただきました。
今後も、本シンポジウムでは、防災・減災・災害ケア、避難時ケアなどを取り扱いながら、市民・行政・企業・研究機関が一丸となって、少しでも備えのある地域に発展することをめざしてまいります。