機械工学科渡部研究室が参画したプロジェクトの人工衛星初号機がJAXAのイプシロンロケット4号機に搭載され1月17日に打ち上げられます
機械工学科航空宇宙学専攻渡部研究室が参画した、株式会社ALEを中心とした「人工流れ星プロジェクト」の人工衛星初号機が、JAXAのイプシロンロケット4号機に搭載され、2019年1月17日に打ち上げられます。
世界初の「人工流れ星イベント」は、2020年春、広島上空で実施を予定しています。同プロジェクトの研究開発チームは、神奈川工科大学、首都大学東京、日本大学、東北大学、帝京大学などの複数の大学や、多くの企業によって構成されています。渡部研究室は、流星源をロケット打ち上げ時の振動から守り、 軌道上で流星源放出装置に受け渡す「供給装置」の開発を担当しました。
同プロジェクトでは、極軌道上の小型人工衛星から流星源となる特殊な粒を放出し、大気圏に再突入させることにより発生する発光現象を地上から観測することを目指します。この人工流れ星の技術は、流星科学の解明や(サイエンス)、再突入技術の進展(テクノロジー)、新しい天体ショー(エンターテインメント)など、様々な分野で応用の可能性を持つ基盤技術につながるものとして期待されています。