ロボット・メカトロニクス学科の学生が日本代表で WRO 2018 チェンマイ大会 Advanced Robotics Challengeに参加
11月16日から18日、タイのチェンマイで開催されたWRO2018チェンマイ大会における「Advanced Robotics Challenge」にロボット・メカトロニクス学科の学生が参加しました。本大会へは、8月31日、9月1日に帝京大学 宇都宮キャンパスにおいて開催された「Advanced Robotics Challenge」の日本大会で、21チーム参加の中、上位に入賞し日本代表として本学の2チームが選抜されました。
「Advanced Robotics Challenge」では、ビデオゲームで有名な「テトリス」を模した競技をロボットが行うもので、テトラキューブと呼ばれる形の違う木製のブロックをスタッキングフォームの枠の中に入れて並べる競技で、テトラキューブを入れた数とテトリスと同様に横一列に並べたライン数で得点を競うものです。学生たちは、ビデオカメラやセンサの情報を利用し、競技フィールド内に配置されたテトラキューブの位置や形を認識して、スタッキングフォームに入れていくという自律型ロボットの構造設計やプログラミングを行いました。競技会では、ロボットの制御方法がルールに準じているのかを審判に対してプレゼンテーションを行い、実際にロボットを走らせて、獲得したポイントと時間によって順位が決定されます。
タイ チェンマイで行われた国際大会では、17ヵ国の代表22チームが参加し、本学からはロボット・メカトロニクス学科の2チーム(KAIT StrangersとAnvengers)が参加しました。その結果、「KAIT Strangers」チームが、メダルこそ逃しましたが、5位に入賞することができました。
競技中は、同じ競技コートのチームでトラブルを抱えた韓国チームやギリシャチームに、ロボットへプログラムをダウンロードするためにパソコンを貸したり、プログラムの操作方法を教えるなど、他チームを積極的にサポートする姿も見られ、学生たちにとっては、競技だけでなく、国際交流としても大変有意義な大会となりました。
<参加した学生>
安部 京吾さん、中原 輝さん、長谷川 諒さん(ロボット・メカトロニクス学科3年)
三角 寿輝さん、古川 紫之さん、土橋 奎介さん、廣田 尚希さん(ロボット・メカトロニクス学科2年)