第4回 「AIが走らせる自動運転ラジコンカーレースKAIT Racer GP」を開催しました
9月23日(土)学内で、第4回 「AIが走らせる自動運転ラジコンカーレースKAIT Racer GP」を開催しました。
本大会は、2022年3月に自動車システム開発工学科脇田敏裕教授が中心となって第1回が開催され、今回は4回目になります。学生が自ら製作した車両・AI・運動制御による性能を競うことで、情報科学と工学との融合を学ぶ場を提供し、産業の新たな発展に貢献できる人材を育成することを目的としています。
大学生6チーム、高校生4チーム、計10チームがエントリー。今回は他大学からも初の参加がありました。レースは、2分間での規定のコースの周数で競います。高校生は事前に脇田教授の講義を受講し、小宮聖司助教や、アシスタントの学生のアドバイスを聞きながら試走を重ねレースに臨みました。AIへの学習方式が異なるため、高校生の部と大学生の部に分けて走行し、競争しました。
高校生の部で優勝したチームの神奈川県立大和西高等学校2年 小林晃太さんは、
「トラブル続きでしたが、最後に優勝できて本当に嬉しいです。」と安堵した様子でした。
大学生の部で優勝したチーム"MMC"の明星大学 1年 池田龍平さんは、「みなさんのおかげで優勝することができました。次回も期待に応えられるよう頑張りたいです。」と今後の抱負を語ってくれました。
デザイン賞を受賞したのは、チーム"エヌエスグローバルエクスプレス"(電気電子情報工学科 中津原研究室)。このラジコンカーは、二人で抱えるほどの大きなトレーラー形のラジコンカーで、その大きな車体が絶妙にカーブを曲がる走行に、会場が大いに盛り上がりをみせていました。
参加チーム
[学内]電気電子情報工学科、情報ネットワーク・コミュニケーション学科、自動車システム開発工学科
[学外]明星大学、神奈川県立大和西高等学校、神奈川県立相模田名高等学校、神奈川県立藤沢工科高等学校、神奈川県立神奈川総合産業高等学校