マツダ株式会社と協創活動の合意書締結をしました
マツダ株式会社(以下、マツダ(株))と本学との技術連携協力に関する協創活動の合意書締結式が9月24日、本学において執り行われました。
本学では2014年から自動車システム開発工学科 安部正人名誉教授が、マツダ(株)と共同研究をスタートし、その後、同学科の山門教授が引継ぎ、G-Vectoring Control(GVC)の製品化まで進めました。
今後さらに研究内容を発展させ、成果を最大化していくため、「次世代人馬一体感の創出に向けた車両ダイナミクス領域における共創
活動の合意書」を締結することとなりました。
共創活動の内容は、以下の通りです。
(1)車両ダイナミクス領域での理想挙動の追求・解明に向けた研究
(2)構築した理論を実践する際のユニット特性についての技術検討
(3)ドライビングシミュレーターの共同開発、及びその活用
(4)構築した理論を検証するための実証実験
(5)マツダと神奈川工科大学研究員または大学関係者との定期的な意見交換、勉強会
調印式では、マツダ(株)統合制御システム開発本部 吉岡透副本部長と小宮一三学長が協定書への署名を行い、今後の取り組みについての意見が交わされました。
吉岡副本部長は、「今までも実用化に向けて、いろいろとご協力いただきましたが、これからもさまざまな相談をさせていただき、より良い物を世の中に形にしていけるよう、お互いに補いながら協力していければと思っています。」と、今後の抱負を述べられました。
小宮学長は、「大学としては、今後も次世代を担う若い技術者を育てていきたいと考えています。この協定を機会に、連携をさらに強くしながら、お互いの理想に向けて、進んでいければと思っております。」と述べました。