去る5月27日に、研究ブランディング事業コンソシアム　キックオフミーティングを開催しました。新型コロナウイルスに配慮し、ウェブ会議によるオンライン開催としました。

今回のミーティングでは、大学関係者、自治体、企業、地域の代表等24名の方達にご参加頂き、2019年度活動のご報告と、今後の活動に向けたビジョンの共有を行いました。

2019年度の活動報告については、AWSを用いたデータベースを構築し、これまで個別に行われていた各サブシステムで収集されたデータを集約・評価することで、生活の改善提案に繋げるKSC-P(Kanagawa Smart Care-Platform)の構築についてご報告しました。更に①ロコモグループ②自動車グループ③IoTグループ④心理グループに大別される研究の中では、ロコモ診断装置『健幸aiちゃんの』実用化や、高齢者の方に自動車を運転して頂いた際の膨大な運転・心理データの取得など、多様な研究成果についてご報告しました。また、各種広報活動についても報告しました。

また、2020年度の利用実験に向けた取り組みについて、参加したコンソシアムメンバーの関係性を踏まえて説明しました。今後地域の高齢者からなる地域アドバイザーと中心に高齢者生活支援システム（KSCS:Kanagawa Smart Care System）の評価を頂く予定です。

質疑応答の中では、ウィズコロナを見据えた高齢者の方を対象とするオンライン体操教室の開催や、新規企業の参画について、積極的な意見交換が行われました。