バイオ機能材料の開発とその有効性検証
情報メディアによるバイオ機能材料開発の高度化
研究代表者プロジェクトリーダー
シャペロニンは、水溶液中で安定かつ均一な立体構造をとり、直径約5 nmの空洞を持つ生体由来のタンパク質です。細胞内では、シャペロニンは変性タンパク質を空洞に内包し、一定時間後に再生したタンパク質を放出するため、天然の開閉制御型ナノカプセルといえます。本研究では、シャペロニンナノカプセルに芯物質を内包し、機能性DDS素材として応用することを目指すとともに、基板(金属、ガラス、半導体)上に固定化することでバイオセンサ、バイオチップ等への応用も検討します。