シャペロニン等生体内で活用できるナノカプセル素材がDDSとしての役割を果たす事ができるかどうか、実験動物を使ってのナノカプセル素材の生体内動態解析を行う予定である。主に、ナノカプセル素材自体の体内への分布は情報メディア技術の支援・連携のもと行う。また、内包薬物の一つとしてビタミンE、特に発ガン抑制効果や抗炎症効果が期待できるδ体を考えている。δ体は通常経口摂取だと、そのほとんとが肝臓からターゲット組織に輸送される事なく排泄されてしまうので、この素材に内包する事でターゲット組織に輸送し、機能を発揮できる事を検討したい。