KAIT 60th

もっと輝く未来を、
みんなとつくる大学へ

2023年、幾徳学園神奈川工科大学は創立60周年を迎えます。教育目的である「社会で活躍できる人づくり」に向けて、学生、教職員そして地域の方々とさまざまな取り組みをおこなってきました。この先の70周年、そして100周年を見据え、「教育・研究を通じて地域社会との連携強化に努める」という建学の理念の実現に注力して、もっと輝く地域・社会づくりをめざします。

KAIT
Vision60特設サイト
TOP

取り組みその1

教育

地域から羽ばたく、
子どもたちと
学ぶ

KAIT未来塾をはじめとした、科学実験・体験教室では教員だけでなく、学生たちも講師を務めます。彼らは、子どもたちといっしょに科学を楽しみながら自身の伝える力やプレゼンテーション能力を磨きます。地域で学び、地域から羽ばたく。未来の理工系人材が育つ環境づくりにも取り組んでいます。

KAIT未来塾

ものづくり体験・
サイエンスカフェ

KAIT工房では、子ども向けのものづくり教室を実施。また、学生たちが主体となり次世代に理工系の学びの魅力を伝える活動も展開しています。

データサイエンス教育

学内には高速・安全なICT環境を整備。学生全員が国内最先端の数理・データサイエンス・AI教育を受ける仕組みを構築しています。

取り組みその2

研究

地域が健康で
あり続けるための
研究プロジェクト

超高齢化が進む地域の健康寿命を延ばすためには何が必要か?神奈川工科大学は、人びとの「健康」「安心」「生きがい」を支援するためIoT技術の研究、見守りロボットの開発、ロコモ診断システムの構築に注力してきました。開発した技術の体験や評価には、近隣の高齢者の⽅々や店舗等に協力をいただき「地域とともに進める研究」を実践しています。

私立大学研究
ブランディング事業

運動能力を評価する
技術の開発

情報・ロボティクス技術を組み合わせた、高齢者の脚力評価技術の研究・開発を進めています。

人間とロボットの
共生をめざす研究

人とロボットが学び合い、成長する世界をめざし、感情を理解するロボットの開発に取り組んでいます。

取り組みその3

環境

科学の力を、
地域の環境保全に
生かす

研究成果を地域の自然環境を守り、育むことに活かします。例えば、中津川をはじめとする近隣河川におもむき、生き物の生育状況や、水温変化を観測するプログラム開発やマイクロプラスチックの採取・研究活動などを行なっています。地域の環境団体との連携も図りながら、活動の拡大を進めています。

大学発環境教室プログラム

中高・大学連携で
河川の環境を調査

近隣の中学校・高校とともに中津川を訪れ、生物学的・化学的分析を行っています。

活動15年目を見据える
Stop the CO2 Project

CO2 排出削減に向けた活動・研究を行う本プロジェクトでは、知識・技術を環境保全に応用できる人材育成を進めています。

取り組みその4

防災

地域の人と手をとり合い、
いざというときの
備えを

地震や台風などの災害によって、地域に危険が迫ったとき、「高齢者の方に防災放送は聴こえるだろうか?」「病気を抱えた人が、安心して避難所ですごすために必要なケアは?」「電波が途絶えたときでも、家族同士が連絡するためには?」神奈川工科大学は、災害時に求められる技術や連携の研究を厚木市を含む近隣地域の方々と協力して進めています。

地域連携・貢献センター 地域連携
災害ケア研究センター

住民参加型の
避難訓練実験を実施

災害時の大学の活用方法や、緊急時に役立つ科学技術について地域の方に広く知ってもらう活動を展開しています。

いざというときに
備える、車いす整備

大学近隣や東北地方の高齢者施設を訪れ、車いすの修理活動を行なっています。いざというとき、誰ひとり取り残さないための備えです。

取り組みその5

SDGs

学生主体で取り組む、
地域・世界の
課題解決

2021年5月31日にSDGs活動を推進する学生組織「KAIT SDGs HUB」が発足しました。学生目線で地域や世界の課題を考え、企業や自治体・団体とのディスカッションなどをとおして自分たちがこれからの社会のためにできることを見つけ、解決に一歩一歩近づくための行動を起こすことをめざします。

KAIT SDGs HUB

地域と協働した
SDGsイベント実施

厚木市の主催するSDGsイベントでの小中学生向けの企画を学生主体で考案しています。

地域団体・企業の
先進活動見学・体験

近隣の企業や団体の見学や、活動参加を通して、自分たちの取り組みと社会のつながりについて考えます。

教育・研究・地域連携で
未来をつくり、
拓いていきます

60th Anniversary Kanagawa Institute of Technology

神奈川工科大学では、創立60周年を機に、「建学の精神」「学生本位主義」「時代変化への対応」を基盤とした教育・研究・地域連携の三つの柱を軸に注力し、さらなる飛躍をめざします。ここからは、未来に向けて描く神奈川工科大学のビジョンや、推進していく取り組み・周年記念事業についてご紹介します。

周年企画について

MESSAGE

輝く未来に向けて、KAITはさらに進化します

神奈川工科大学学長
小宮 一三

創立から60周年を迎えた本学は、5学部13学科大学院6専攻を擁する工科系総合大学に成長し、4万人以上の卒業生を社会に輩出してきました。さらに今後の展開として、「教育研究を通した地域社会との連携」の一層の強化に向け、創⽴60周年記念事業を計画しています。
コロナ禍、人生100年時代、少子高齢化、地球環境問題等により社会が大きく変化する今こそ、若い可能性を引き出す学生本位の教育、科学技術立国に貢献する質の高い研究、そしてより良い社会づくりに向けた活動を、産学・地域連携で進めることが重要です。それらを実現し、もっと輝く未来をつくるため、私たちは今後も挑戦し続けます。ぜひ、神奈川工科大学のさらなる進化にご期待ください。

PROJECT

KAIT TOWN(カイトタウン)プロジェクトは、「KAIT LINK」すなわち神奈川工科大学と地域の“つながり“をキーコンセプトとして、本学園が持っている有形・無形の価値を地域の方に解放し、利用していただくことを目的としています。具体的な施策として、多目的市民ホール「KAIT STAGE」の新規設置、プログラミング教室・eスポーツ関連の取組み強化、地域連携・貢献センターを中心とした防災・高齢者ケアの推進などを進め、神奈川工科大学を中心とした新たな街<TOWN>づくりに取り組んでいきます。

KAIT TOWN完成予想図
KAIT TOWN起工祭の様子

LOGO

創立60周年を機に策定した記念ロゴには「大学をとりまく地域社会や地球環境とともに進化・成長する」という、“未来”に向けた神奈川工科大学の想いと決意が込められています。
また、本学の設立者である中部謙吉とゆかりのある大洋漁業(現マルハニチロ)株式会社、大洋ホエールズ(横浜DeNAベイスターズ)からクジラを“はじまり”のモチーフとして取り入れました。わたしたち神奈川工科大学は、創立当初の理念を改めて心に刻みつつ、もっと輝く未来に向けて邁進してまいります。

DOWNLOAD

■使用上の注意
これらのダウンロード素材は、本学の創立60周年の対外的アピールの一助とするため、ならびに学生・教職員の帰属意識の向上ならびにに制作されたものです。趣旨をご理解のうえでの使用をいただきますようお願いいたします。また、以下の場合は、使用を禁止します。
1. 営利目的で使用する場合(大学が特に認めた場合を除く) 
2. 本学の信用や品位を損なうと認められる場合